Business 1 自動車研究開発ユニット -実験 Automotive Research and Development -testing

Engineering the science of driving.
Professionals in research and testing.

実験担当

【携わる領域】
先行開発車、次期フルモデルチェンジ車両の実験
新型エンジンの実験(水素エンジン含む)
レース用エンジンの実験
シリンダブロック、シリンダヘッド、動弁系、過給機類等、本体構造部品とその周辺機器に関する開発
次世代電動車(電動パワーユニット、システム)の研究開発
仕様検討、サプライヤー調整、試作関連部署との調整等
携わるシステムや部品の目標設定及び、その達成手段の提案

  • エンジン、車両、シャーシの制御開発と車載電子部品の開発
  • エンジン制御および衝突防止制御プログラムとの構築・改修・改善
  • 電子制御(OBD,CAN,自動運転制御など)システム開発・研究・他社製品調査
  • トランスミッションやデファレンシャル、駆動系に関する先行開発業務
  • 試作車両走行試験(CDM)
  • 車両製造、生産コスト低減の案だし及び、跳ね返り調査
  • ベンチマーク車両調査、分解
  • 車両挙動シミュレーションと、実車性能計測
  • レース用エンジンの設計開発(スーパーGTの車両,耐久レースの車両)
  • モータ、インバータの性能評価、電気的信頼性評価
  • モータシステムの冷却評価
  • 上記に関わる机上検討や解析、一部実車評価
  • 携わるシステムや部品の目標設定及び、その達成手段の提案
  • 電動機・電動車の法規、認証対応

1 Engine unit test エンジン単体試験

性能試験 出力・トルク・燃費・排出ガス特性など、エンジンの基礎性能を評価します。
設計値と比較・照合し、開発目標の達成状況を評価します。
耐久試験 エンジンの長期信頼性を確認するため、さまざまな運転条件下での連続運転・負荷変動を加え耐久評価を行います。
振動・騒音試験 エンジンが発生する振動および騒音を測定し、車両全体の快適性に直結する要因を評価し、
快要素の低減や静粛性向上に向けた設計改善を支援します。

2 Vehicle Testing 車両試験

シャシーダイナモ試験 車両を固定した状態で走行状態を模擬。加速性能や燃費、排出ガス特性などを正確に計測し、
設計値との比較や制御評価を行います。
道路走行試験 実際の公道やテストコースでの走行により、加速・制動・操縦安定性などの動的挙動や乗り心地、環境適応性を評価します。
環境試験 温度や湿度、塩水噴霧などの過酷な環境下で車両の耐久性や動作安定性を確認し、
あらゆる使用条件に対応できる信頼性を評価します。

3 Special Tests 特殊試験

冷間始動性試験 低温環境下でのエンジン始動性能を評価。
始動時のエンジンの反応や燃焼安定性を測定し、寒冷地での信頼性向上に貢献します。
急加速試験 急激な加速動作におけるエンジンおよび車両の挙動を検証。出力特性や制御応答の適正を評価し、
安全かつスムーズな加速性能を実現します。
負荷耐久試験 高負荷状態を長時間継続して運転し、部品の耐久性や熱・機械的ストレスに対する強さを確認。
実使用に耐えうる品質保証に役立てます。
排気ガス試験 排出されるガス成分を測定し、法規制や環境基準に適合しているかを評価。
クリーンな排気性能の実現と環境負荷低減を支援します。

4 Data Analysis データ解析

試験データの収集 試験中に発生する各種データを専用計測機器によりリアルタイムで収集。
高精度かつ安定したデータ取得、データベース化し、信頼性の高い評価を行います。
データ解析 収集したデータを多角的に分析し、性能傾向や挙動の変化を数値化。
異常検知や仕様との比較評価を通じて、設計の妥当性や改善点を明確にします。
問題点の特定 試験結果を基に、性能低下や異常動作の原因を特定。
課題箇所の絞り込みと技術的根拠に基づいた改善提案を行い、開発効率と製品品質の向上に貢献します。

5 Report writing 報告書作成

試験結果の報告 試験で得られたデータや観察結果を整理・分析し、グラフや表を用いて視覚的にわかりやすくまとめた報告書を作成します。
改善策の提案 試験結果に基づく課題点の整理と、その原因分析を踏まえた改善策を盛り込みます。
実現可能性を考慮した具体的な対策を提案し、次フェーズの開発に的確な技術的指針を示します。

Experiment type and purpose 実験の種類と目的

性能確認試験 製品が設計どおりの性能を発揮できているかを確認します。
出力、効率、応答性などの基礎性能を数値で評価し、開発目標の達成状況を明確にします。
耐久性確認試験 長期間の使用や過酷な条件下でも製品が安定して動作するかを検証します。
劣化の進行や部品の摩耗状態を確認し、製品寿命の予測や改善に役立てます。
信頼性確認試験 想定外の使用条件や不規則な環境変化においても製品が故障なく機能するかを確認します。
安定性・再現性の観点から異常の発生傾向を分析し、品質の一貫性を確保します。
環境適合性確認試験 温度、湿度、振動、腐食環境など、様々な外的要因への耐性を確認し、製品が使用される地域や条件に適合しているかを評価します。
新技術評価試験 新たに導入された技術や構成部品について、実用性・性能・影響範囲を評価します。
開発初期段階での課題抽出やフィージビリティ確認により、革新的技術の早期実装を支援します。

実験業務は、自動車開発において設計段階で得られた情報を検証し、製品の品質を確保するために不可欠な役割を果たします。

Business 1

自動車研究開発ユニット Automotive research and development

Business 2

航空機開発ユニット Aircraft development

Business 3

宇宙関連ユニット Space related

Business 4

環境・建設・
プラントソリューション
ユニット Environment / Construction / Plant solutions

Business 5

官公庁対応 /
自社設計開発ユニット Government / In-house design and development

Business 6

自動車仕入れ代行 /
コンプリートエンジン製作
ユニット Automobile purchasing agency /
Complete engine production